イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ獲得に合意したとのことだ。

先日RBライプツィヒからフランス代表MFクリストフェル・エンクンクを獲得したチェルシーは、チームの規模を縮小するために多くの選手の放出に動いている。

『The Athletic』によれば、今回ほぼチェルシー退団が決定したというのがドイツ代表MFカイ・ハヴァーツだという。

合意したのは同じロンドンに本拠地を置いているアーセナルで、移籍金はおよそ6000万ポンド(およそ107.5億円)+ボーナス500万ポンド(およそ9億円)であるとのこと。

これは2019年夏にリールからニコラ・ペペを獲得した際に支払った8000万ユーロ(およそ124.1億円)に次ぐ、クラブの歴史上2位となる額である。

ハヴァーツは2020年夏にバイヤー・レヴァークーゼンからチェルシーへ7200万ポンド(およそ129億円)で移籍したが、ストライカー不足からFWで起用されることが多く、あまり落ち着いた状況にはなかったという。

アーセナルのミケル・アルテタ監督はハヴァーツを以前から気に入っており、マンチェスター・シティとの差を埋めるために攻撃陣の厚みを加えてくれると信じているとか。

【関連記事】アーセナル、ユース出身者で組んだ「最強ベストイレブン」

なお、アーセナルは現在ウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFデクラン・ライスやアヤックスのDFユリアン・ティンベルの獲得に向けて動いていると伝えられている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」