人それぞれ思い入れのあるデザインが存在するユニフォームのエンブレム。

そのデザイン変更に嘆き悲しむケースもあれば、その反対に変更が(結果的ではあっても)良かったと思えるケースもある。

ここでは、デザイン変更が成功だったと思える9つのチームをご紹介しよう。

なお、これはデザインのビフォーアフターに優劣をつけるという趣旨ではないことを予め申し上げておきたい。

アーセナル

2000-02 Nike ホーム ユニフォーム

2002-04 Nike ホーム ユニフォーム

現在のエンブレムは2002-03シーズンから使用を開始。それ以前はクラシックなフォントと大砲マークを描いた細かなデザインだったが、シンプルなスタイルへの変化は商業的な理由だったとされている。関連グッズへのロゴ表示などマーチャンダイジング対策もその理由の一つだったのだろう。

変更に際し、大砲の向きは“初代”と同じ右向きが復活。2年目の03-04シーズンに伝説のリーグ無敗優勝を成し遂げると、新エンブレムへの好感度も一気に上昇したようだ。その後は完全に定着し、今ではアーセナルの代名詞となっている。