バイエルン・ミュンヘンはナポリから韓国代表DFキム・ミンジェを獲得したと発表した。契約は2028年まで、背番号は3。
バイエルンは5000万ユーロ(78億円)に設定されていた契約解除料を支払ったようだ。
ナポリはキムの後釜として新たなCBをリストアップしており、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉もそのひとりとされている。ドイツでは板倉は残留を決意したと報じられたが、イタリアでは依然として彼の獲得が推されているようだ。
インテルの南米市場コンサルタントも務めるエージェント、サバティーノ・ドゥランテは、『1 Football Club』でこう述べていたそう。
「キムの後釜?
候補全員がいい選手だが、日本人の板倉は技術面だけでなく、東洋での知名度と大きな経済的見返りを保証してくれる。
今日ではメディア的な側面も重要だ。技術面と財政面を両立させる必要がある。この日本人ストッパーなら、ナポリは本当に重要な取引をすることになる」
また、カリアリなどでスカウトを務めたジェンナーロ・チョートラも「(キムを売りに出していた)ナポリは市場のタイミングを決定する能力を持っているし、ニーズに応じて待つことも一撃を加えることもできる。ナポリの本当のターゲットは板倉だと信じている。ナポリのアウレリオ・デラウレンティス会長が契約上の力学をどう考えているは分かっている」と述べていたそう。
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ナポリは日本人選手の獲得を狙っており、板倉は能力面も含めてうってつけの存在だと見られているようだ。