今夏のマーケットで大きな影響力を発揮しているサウジアラビアリーグ。数多くの選手を巨額の給与で引き付け、かつての中国を超える大型補強を行っている。

クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマのみならず、マルセロ・ブロゾヴィッチやジョーダン・ヘンダーソンなど世界的な選手が次々とサウジアラビアに渡っており、その資金力はヨーロッパのビッグクラブでも全く対抗できないものだ。

ただ、今回『Gazzetta dello Sport』が伝えたところによれば、インテルの新キャプテンに就任したアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスはサウジアラビアからのオファーを断っていたという。

その理由について、ラウタロ・マルティネスは以下のように答えていたようだ。

ラウタロ・マルティネス

「僕はインテルのキャプテンをやる準備ができているし、誇りに思っているよ。過去にアームバンドを巻いた偉大な王者たちに恥じないようにしたい。

重要な選手たちが何人かチームを去ったことは事実だけど、今インテルには若いグループがある。

僕はここで6シーズンを過ごしてきたから、すべてを知っているし、理解している。自分の知識を皆と共有していきたい。

新しい選手たちには一つだけ話したんだ。『君がここにいるのは、何かを持っているからだ。君はインテルに選ばれた。

それは偶然ではない。サン・シーロでプレーするクオリティ、強さ、メンタリティがあるからだ。全力を尽くせば、ファンは愛を持って迎えてくれる』とね。