フリーとなった日本代表MF鎌田大地の移籍先がなかなか決まらない。

様々なチームの名前が浮かんでは消えていくなか、移籍濃厚から破談したとみられるミランに興味深い動きがあった。

イタリアサッカー連盟(FIGC)が26日、セリエAからの要請を受け、現在EUではないものの近しい存在である英国とスイスの選手をEU圏内選手と同様に扱うと発表したのだ。

この恩恵を受けるクラブの一つが昨季リーグ4位のミラン。チェルシーからイングランド代表歴のあるMFルベン・ロフタス=チークを獲得したのに続き、27日にはビジャレアルからナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの加入が決まった。

これにより、今夏獲得できるEU外選手の2枠が埋まったかと思われたが、FIGCの決定によりロフタス=チークが該当しなくなったため枠が1つ残される形となっている。

「だから鎌田が」とはなかなか言えない状況ではあるものの、可能性が残されたことはプラスと言えるだろう。