政府系ファンドによる破格の投資でクリスティアーノ・ロナウドら世界的スターをかき集めているサウジアラビア。
マンチェスター・シティのアルジェリア代表リヤド・マフレズもアル・アハリへの移籍が決まった。
BBCによれば、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はその影響についてこう述べていたそう。
「サウジアラビアが市場を変えた。
数か月前にクリスティアーノだけしかいなかった時には誰もこれほど多くのトップ選手がサウジリーグに行くとは思っていなかった。
今後はより増えるだろうし、だからこそクラブたちは起きていることを知っておく必要がある。
リヤドにはとんでもないオファーがあった。だからこそ、我々はやめろとは言えなかった。
脅威ではなく、現実だ。
彼らは強いリーグを作りたがっているし、現時点ではそれができるリーグだ。
プレミアリーグは他よりも多く金を支出してきた。よいリーグの組織があり、放映権やスポンサーは他のリーグよりも高いからだ。だから、クラブは自分たちが持っている金を使うことができる。
現時点でサウジリーグがどれほど長く維持されるのかは分からない。ただ、彼らは続けるという感触はある。
選手たちはこの経験を生かして、あのリーグでプレーしたがっているし、彼らはそれができる」
先日、プレミアリーグの最高経営責任者は、サウジの影響力増加について、現時点ではさほど憂慮していないとコメントした。ただ、ペップの考えは異なるようだ。
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20代にしてサウジ移籍を決断したスター選手もいる。サウジの存在で移籍市場が変わりつつあると感じているようだ。