今夏のマーケットで注目される存在の一人となっているU-21フランス代表FWエリー・ワイ。

モンペリエに所属している彼は昨季リーグアン33試合に出場して19ゴールを決める活躍を見せた。10代の間にフランスのトップディヴィジョンで20ゴール以上を決めたのはキリアン・エムバペと彼のみであり、新たなスターになると期待されている。

そして今夏は多くのビッグクラブから関心を寄せられており、その中でもイングランド・プレミアリーグのチェルシーが最も熱心であると伝えられていた。

エリー・ワイ自身もチェルシーを希望していると報道されてきたものの、今回『RMC』がレポートしたところによれば、少し風向きが変わってきたようだ。

チェルシーとの交渉の中、エリー・ワイの側は「即時にローン移籍で貸し出され、フランス・リーグアンのストラスブールに送られる」という可能性を懸念し、現在契約を結ぶことを躊躇しているという。

ストラスブールは今夏チェルシーのオーナーであるトッド・ボーリー氏を中心としたコンソーシアムに買収されており、同じグループによる経営となっているからだ。

そして、『RMC』によればエリー・ワイは彼に関心を持っているもう一つのイングランドのクラブであるウェストハム・ユナイテッドへの移籍を希望するようになっているとか。

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ウェストハムはおよそ3500万ユーロ(およそ55.4億円)の入札を送る用意があり、交渉がうまく進行すれば移籍が実現する可能性があるようだ。

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