サウジアラビアのアル・ヒラルへ電撃移籍したネイマール。
このほど発表されたブラジル代表の招集メンバー入りし、セレソンへの復帰を果たした。
また、同じくサウジのアル・アハリに移籍したDFロジェール・イバニェスも代表招集されている。
フルミネンセとの兼任になるブラジル代表のフェルナンド・ジニズ監督は、彼らの招集についてこう話していた。
「ネイマールは全てのことを表明した。我々と一緒に取り組む意欲、代表への参加を考え直したいという意欲も。
最近、私は彼と話し合ったが、彼はとても意欲的だし、我々のもとで代表の歴史を作るチャンスにとても喜んでいた。
私が彼のことをどう思っているかはすでにご存知だろうが、もう一度言おう。彼は二度と現われないかもしれない選手だ。
類稀な才能を持っており、そのとてつもない才能を考えれば、キャリアの最後には最も美しい章を書くのがふさわしい。また書かれていないと思うがね。
中心地である欧州からサウジアラビアが選手を獲得するのは、サッカー界にとって新しいことだ。
それを見定めるつもりだし、今後どうなるかは分からない。
私がどう見るかや、どの選手を招集するかは、彼らのパフォーマンス次第だ。サウジアラビアだろうが、欧州だろうが、ブラジルだろうが、どこであれね。
何よりも、招集された時に彼らが代表でどんなパフォーマンスを見せるかだ。
原則的に、私は自分ができる限りでベストなことをやる。1年契約だしね。
ただ、ネイマールは代表チームに留まり、助けたがっている。それが彼との会話で言っておかなければいけないことだ。
(サウジリーグについては)
どうなるか分からない。何が起きるか分からなければ、懸念が生じる。
彼らがリーグを構築し、競争力を高めることを願う。
選手を連れてくれば競争力が増す。ただ、それで自動的に競争力が高まるわけではない」
ネイマールは昨年末のW杯後に代表から引退することをほのめかしたこともあったが、今後もセレソンでプレーすると誓ったようだ。
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ブラジル代表は9月9日にボリビア、13日にペルーと対戦する。