ともにこの夏にPSGを退団したリオネル・メッシとネイマール。
昨年末のワールドカップではメッシが悲願の初優勝を成し遂げた一方、ネイマールは負傷と準々決勝敗退で涙を呑んだ。
『Globo』によれば、ネイマールはメッシについてこんな話をしていたそう。
「(メッシのW杯優勝を見るのはどうだった?多くの人はサッカーはメッシにフェアだったと言ったけれど、それに同意する?)
彼のこの1年は自分もすごく嬉しかった。それと同時にとても悲しくもあった。なぜなら、彼は表裏一体のどちらも経験したからね。
アルゼンチン代表では天国に登り、全てを勝ちとった。パリでは生き地獄だった。僕も彼も大変だった。
僕らは苛立った。何のためにそこにいるのかと。
自分たちのベストを尽くすため、チャンピオンになるため、歴史を作るため、そのために僕らは一緒になった。歴史を作るためにあそこで一緒になった。残念だけど僕らは成功できなかった。
(PSGから)メッシはああいう去り方をした。サッカー的には彼にふさわしくないものだった。
彼の全て、彼がしてくれた全て、彼を知っている人なら分かる。彼は練習もするし闘うこともする。負けたら怒る。彼は不当に扱われた。
でも、それと同時に彼がW杯で優勝したことはとても嬉しかった。
あなたが言ったように、今回はサッカーはフェアだった。メッシはああやってキャリアを終えるのがふさわしい」
メッシは代表でW杯優勝という天国を味わった一方、PSGでは地獄を味わったとネイマールは感じているようだ。
2人はPSGの悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ初優勝を託されたが、それは果たせずにチームを去ることになった。
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