アヤックスはテクニカルディレクターを務めていたスヴェン・ミスリンスタットの契約解除を発表した。組織内での支持を得られなかったことが決断の理由とのこと。

スーパースカウトとして知られた同氏は、ドルトムントやアーセナル、シュトゥットガルトを経て、今年5月にアヤックスに着任したばかりだった。

この夏の移籍市場でシュトゥットガルトから伊藤洋輝を引き抜こうとしていた人物だが、わずか130日ほどでアヤックスを去るはめになった。

オランダの超名門であるアヤックスだが、今季は不調に喘いでおり、リーグ戦では1勝2分1敗の14位と低迷。24日のフェイエノールト戦では0-3とリードされたところで怒ったサポーターが発煙筒を投げ込み、試合は打ち切りになった。アヤックスファンたちは今夏の補強に不満を抱いているとされている。

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また、アヤックスがこの夏にシュトゥットガルトから獲得したクロアチア代表DFボルナ・ソサの取引をめぐって、ミスリンスタットは調査を受けている。

ソサの移籍はドイツのエージェント事務所を介して行われたが、その事務所はミスリンスタットが所有するプライベートカンパニーの株を保有していることが判明したためだ。

ただし、アヤックスは今回の解任と移籍取引の調査とは無関係とも発表している。

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