イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラが使っているユニフォームに「濡れ濡れ問題」が発生しているようだ。
今シーズンのアストン・ヴィラがユニフォームサプライヤーとして契約しているのは『Castore』というイギリスのブランドだ。
2015年にフィリップ・トーマス(元クリケット選手)とビーホン・トーマス(元サッカー選手)という兄弟によって設立された会社で、二人とも20代での創業で成功を収めたということで大きな話題を集めた。
2020年にはグラスゴー・レンジャースと契約を結び、さらに次年度にはウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズとニューカッスル・ユナイテッドともパートナーになった。
さらに昨年はチャールトン、MKドンズ、アストン・ヴィラ、サルフォード・シティ、セビージャ、レヴァークーゼン、ジェノアとも契約し、急速にそのシェアを高めている状況だ。
ただ急速に規模が拡大したこともあってか製品のクオリティについては賛否両論があり、今回はアストン・ヴィラに珍しい問題が出てきたようだ。
話題に持ち上がったのは、アストン・ヴィラが今季使っているユニフォーム。そのオーセンティック(選手着用モデル)が、とにかく汗でピッチピチの「濡れ濡れ状態」になるという。
シーズン初頭から選手たちはこのユニフォームの特性に対して不満を持っており、Castoreに対しての印象が悪くなっているとのこと。ちなみにファン向けのレプリカユニフォームは素材が違うためこの問題は起こらない。
また、イングランドの女子リーグが今週末に開幕することもあり、解説者の元女子サッカー選手ジャッキー・オートリーも「女性にこのユニフォームを着せることに懸念がある」と語っているそうだ。
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なお、アストン・ヴィラには世界最高クラスの美女選手と言われるアリーシャ・レーマンが所属しており、ビジュアル面でも注目されているクラブである。