フェイエノールトは8日に行われたズウォレ戦に2-0で勝利したが、上田綺世はベンチで90分を過ごした。
その上田は先月9日に行われたドイツ戦で負傷したものの、すでに戦列に復帰しており、今月行われる日本代表戦にも招集されている。
『AD』によれば、フェイエのアルネ・スロット監督は、ズウォレ戦後にこう話していたそう。
「残念なことに南米ではインターナショナルブレイクの最後のほうに試合をする習慣がある。
我々はサンティ(サンティアゴ・ヒメネス)がその時期を乗り切れるように出来る限りのサポートをしている。
ヘーレンフェーン戦で彼がプレーしなければいけなかったのは、上田が怪我をしていたからだ。
だが、上田も時差ボケで戻ってくるだろう。それが心配だ。
ヘーレンフェーン戦の状況は同じだった。本当に大変だった。私にとってフェイエノールトでの最低の試合だったかもしれない。
でも、チームメイトたちがそれを感じ取ってくれたのは嬉しかった。彼らは2倍走ってくれた」
メキシコ代表FWヒメネスは今季12ゴールと大爆発しているフェイエのエースだ(メキシコは南米ではなく中米だが)。
彼は上田が日本代表で負傷したことで9月16日に行われたヘーレンフェーン戦に先発出場したが、メキシコ代表は9月10日と13日に試合をしていた(ヒメネスは10日のオーストラリア戦では60分、13日のウズベキスタン戦では13分ほどプレー)。
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スロット監督は欧州から離れた場所で代表戦を戦う上田とヒメネスがどういった状態で帰ってくるのかを憂慮しているようだ。