日本代表の9月シリーズは、ドイツに4-1、トルコに4-2という結果で終わった。
1年ぶりの欧州遠征でチームが結果と収穫を手にした一方、課題が多く残った選手もいた。今回はそんな「試練の時」を迎えている5名を紹介する。
シュミット・ダニエル
トルコ戦、前半終盤に中村航輔が負傷したことでピッチに立ったシュミット・ダニエル。
試合でのプレーに大きな問題はなく、高さやフィード力など強みを発揮したが、一方でアクシデントがなければ6月シリーズに続き「2戦連続出場なし」に終わっていた可能性は否定できない。
シュミットは今夏のステップアップがうまくいかず、まさかのシント=トロイデン残留となってしまった。これまでのようにクラブでの成長を代表に繋げようにも、ここ2試合はU-22日本代表の鈴木彩艶が先発。控えにもヨー・コペンスが入っている。
現在31歳。試合に出られない状況が続くようだと代表落ちも見えてきてしまう。