今年で30周年となったJリーグでは世界的スターたちが助っ人として活躍してきた。
そうしたなか、かつてジュビロ磐田で活躍した元日本代表DF服部年宏さんが、前園真聖さんのYouTubeチャンネルに登場。
こんなJ助っ人列伝を明かしていた。
「(ブラジル代表のW杯優勝メンバーでキャプテンを務めた)ドゥンガを抜いたら、スキラッチがすごかったね(笑)
プレーももちろんだけど、普段はイタリア人ってこんな感じなのかなって…。
高速道路のように普通の道路を走るし(笑)いまなら言っても大丈夫だろうけど、運転がめちゃくちゃ荒いし。
バスで煙草を吸おうとして監督に止められたりとか。
当時は煙草ってそんなに(問題視されなかった)…海外とかだともっとあれだし。
ドーハの悲劇を見れば、オフト監督が煙草をくわえて…。そういう時代だったけど、バスで吸おうとしたりとか。
はちゃめちゃだけど。でも、めちゃめちゃオシャレだし、すげぇなっていう。
プレーはもちろんぶっちきぎり。ペナルティエリア内は一切捕まえられない」
破天荒ながら凄かったというのは、1994~1997年まで磐田でプレーしたイタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ。
1990年のFIFAワールドカップで6得点を叩き出して得点王になったストライカーだ。1995年にはJ1で31ゴールを叩き出した(得点王は32点で浦和レッズFW福田正博)。
服部さんによれば、ピッチ内外の言動で「これがW杯の得点王なんだなって」思わされたとか。
なお、植毛手術を受けたというスキラッチは、現在こんな感じになっているそう。