ラツィオは31日に行われたセリエA第10節フィオレンティーナ戦に1-0で勝利した。
マウリツィオ・サッリ監督は中盤にニコロー・ロヴェッラ、マッテオ・グエンドゥージ、ルイス・アルベルトを先発起用。鎌田大地はまたベンチスタートだった。
ただ、スコアレスだった後半18分から22分にかけて、指揮官は中盤3人を総入れ替え。ダニーロ・カタルディ、鎌田、マティアス・ベシノが途中投入された。
その後、後半32分に投入されたチーロ・インモービレが後半アディショナルタイムにPKを決めてラツィオが勝利する展開。
『TUTTOmercatoWEB』によれば、サッリ監督は試合後にこう述べていたそう。
「(鎌田はルイス・アルベルトの代役なのか?)
彼は私が大好きな選手だ。シンプルなプレースタイルで、自然にボールを動かす術を知っている。いい走り込みもできる。
残念ながら、彼とルイス・アルベルトが一緒にプレーすると、試合のコントロールが失われ苦しむ。今日は苦しい試合だった。
彼らが一緒にプレーした時はベシノを中盤の底に配置した。
あの子には申し訳ないが、彼のことは大好きだ」
10番を背負うルイス・アルベルトは、サッリ監督が大きな信頼を寄せるスペイン人MF。指揮官は彼と鎌田の共存は難しいと考えている模様。
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鎌田を起用できないことを謝りつつ、選手としては大好きと述べていたようだ。