22日に行われたワールドカップ南米予選のブラジル対アルゼンチン戦はキックオフが27分ほど遅れる事態になった。
試合前にマラカナンで混乱が発生。国家斉唱時にアルゼンチンサポーターとブラジル警察当局が衝突して怪我人が出るなどしたため、アルゼンチン側が一旦ピッチから引き上げた。
遅れて開始された試合はアルゼンチンが1-0で勝利したが、リオネル・メッシは「悲劇になっていたかもしれない」と警棒でファンを制圧した警察を批判している。
BBCによれば、FIFAは両国のサッカー連盟に対する懲戒手続きを開始したという。
ブラジルは試合会場の秩序と安全について定めた17条に違反した可能性がある。一方、アルゼンチンは観客の妨害とキックオフの遅延に関して懲戒処分を受ける可能性があるとのこと。
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罰金や無観客試合などの処分がありうるようだ。