シーズン佳境を迎えているブラジル国内リーグ。

コパ・リベルタドーレスを制して南米王者になったフルミネンセは、26日に行われたコリチーバとの第35節に2-1で勝利したが、こんなゴールセレブレーションが話題になっている。

9番を背負う21歳のFWジョン・ケネジは見事なシュートを突き刺すと、手を頭の後ろで組んで倒れ込むセレブレーションをしていた。

かつてフルミネンセで9番を背負った元ブラジル代表FWフレッジは、先日、強盗に車を強奪される事件に遭遇。その際、無抵抗を示すように地面にひれ伏した。

フレッジは現在、フルミネンセでスポーツディレクターを務めているが、後輩からトラウマ級事件をイジられていたようだ。

『Globo』によれば、フルミネンセDFニーノは「フレッジはもしああいうことが他人に起きていたら、散々イジるような人。だから、僕らはあの映像で彼が地面に倒れ込むスピードを分析した(笑)。ゴールをした選手が彼への敬意を示そうとみんなで約束したんだ。ケネジは身を投げ出す速さはマネできなかったけどね、彼(フレッジ)は恐怖のあまりめっちゃ速く倒れたから(笑)。とはいえ、あれはトリビュートだよ」と説明していたとか。

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ケネジが得点する前には別の選手がゴールを決めていたが、彼はフレッジをイジるセレブレーションをするのを自重していた。ある意味でケネジは度胸満点のようだが…。

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