J1初優勝を飾ったヴィッセル神戸。矢部浩之さんは、DAZNのやべっちスタジアムで試合直後の選手たちを直撃していた。
「優勝したからこそ言えるエピソード」を聞かれた酒井高徳と武藤嘉紀は、衝撃的な話を明かしている。
酒井高徳
「(これまで)怪我はほとんどしたことがなかったんですけど、今年はなんか怪我が多くて。
今だから言えるんですけど、2点とったガンバ戦は前半10分で肋骨2本折れてました(笑)
満身創痍っていう感じで闘ってました。
ぴんぴん走っているから、皆にこいつら元気だろうって思われているけど実は…」
武藤嘉紀
「僕もそうなると…シーズン途中はほぼ肺炎みたいな。
2か月間、熱がずっと週2くらいで出て、咳が止まらない。
1スプリントでぜいぜいしちゃう。本当に苦しくて。でも、それこそ高徳くんとかが肋骨2本折れてもやってる姿を見てましたし。
あとは浦和戦(笑)思いっ切り、背中から落ちて、気付いたらめっちゃ血が出ていて。
口は切っていないから何かなと思ったら、肺裂傷・肺挫傷っていう…。今年は肺に全ての負が集まっていた」
酒井は3月に行われたガンバ大阪との第3節で2ゴールを決めて4-0の勝利に貢献。フル出場したが、前半10分の時点で肋骨を2本も骨折していたとか。この秘話を聞いた矢部さんは「モンスター級やね、すごいなぁ」と驚嘆していた。
そして、武藤は浦和レッズ戦でピッチに叩きつけられた際に口から出血したが、肺を損傷していたそう。さらに、肺炎のような状態でプレーを続けていたとのこと。
矢部さんは「こっちもすごい」と驚きつつ、「笑って話してくれるから(OAとして)使えるのはありがたい」と感謝すると、2人は爆笑していた。
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酒井は優勝後にボロボロだったとSNSに投稿していたが、本当に満身創痍な状態でシーズンを戦い抜いていたようだ。