J1で初優勝を飾ったヴィッセル神戸では、東京ヴェルディから獲得した29歳の井出遥也と、京都サンガから獲得した32歳の本多勇喜も確かな貢献を見せた。
そうしたなか、ヴィッセル神戸でスポーツディレクターである永井秀樹氏がPIVOTのYouTubeチャンネルに出演。
木崎伸也さんから、低価格で補強した選手たちが思わぬ活躍を見せたと指摘されるとこう話していた。
「単純に彼らが素晴らしかったというところに尽きると思うんですけど。
遥也は自分が監督時代の選手なので、J2時代からよく知っているところが一番大きいですね。本多選手は対戦相手の京都サンガにいましたし、なので、自分のなかではJ1で本ちゃんはこのくらいやるっていうのは計算通りというか。
(セレッソ大阪から獲得したジェアン)パトリッキもそうですし。でも、難しいです、本当に。活躍してくれると思って補強はしますけども。もちろん、皆がきちんとアジャストできて活躍できるとも限らないので。そんなに簡単ではないですけど。
(J2の選手がJ1で通用するしないなど補強する際に見るポイントは)
表現が難しいですけど、予測力のところだったり、予測判断っていうところが間違いない選手。攻撃はきちんとボールが止まるとか、試合が読めるとかっていうところは自分なりの物差し」
永井氏にとって、井出は東京ヴェルディ監督時代の教え子。一方、本多は当時J2で対戦した選手だった。
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木崎さんは2人の補強はまさかの大当たりだったと述べていたが、永井氏的にはある程度の確信はあったようだ。