2023年も残りわずかとなったが、日本代表は2024年1月からアジアカップの戦いが待っている。
そうしたなか、『AS』は、レアル・ソシエダがアジアカップに懸念を抱いていると伝えた。
ソシエダで活躍する久保建英は、日本代表の主力としてアジアカップに参戦する予定。ただ、日本が決勝戦に進出した場合、久保はUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で対戦するPSGとの1stレグを欠場するかもしれない。アジアカップ決勝は2月10日、ソシエダ対PSG戦の1stレグは2月14日に行われる。
「レアル・ソシエダはアジアカップに懸念を抱いている。なぜなら、PSGとの重要な一戦でのアプローチに影響を与える可能性があるからだ。
久保は単なる一選手ではなく、ソシエダの攻撃陣で最も重要な存在のひとり。 久保は日本代表を諦めるつもりはないし、ソシエダもどれほど誘惑に駆られたとしても、彼にそれを要求するつもりはない。
日本は優勝候補チームの一つであるため、アジアカップ決勝に進出した場合、イマノル監督がPSGと1stレグで久保を期待するのは難しいだろう。4日間の猶予があるが、距離を考慮すると、アジアカップ後にイマノルの下で一度もトレーニングを行わずに最高のコンディションでやってくるのは難しい。カタールからサン・セバスティアンまでとても遠い。ソシエダは久保起用のために全力を尽くすと約束しているが…」
日本が決勝に進出した場合、久保を完全な状態でPSGで起用することは難しいと憂慮されているようだ。
また、鎌田大地も同じ状況になりえる。ラツィオもCL決勝トーナメントに進出しており、2月15日にバイエルンとの1stレグを戦うのだ。
『Eurosport』では、「日本代表がアジア杯決勝に進出した場合、ラツィオは鎌田に2~3日の時間しか見つけられない」と伝えている。
アジアカップと同時期にアフリカネーションズカップも行われるため、欧州ではアジアとアフリカ圏の選手離脱が懸念されている。