スポーツ開発会社「A22スポーツマネジメント」は、新たな「欧州スーパーリーグ」の大会フォーマットを発表した。

2021年4月にアーセナル、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アトレティコ・マドリー、バルセロナ、レアル・マドリー、ユヴェントス、インテル、ミランの12クラブが発表した「欧州スーパーリーグ」計画。

その後選手や関係者、ファンから激しい批判が巻き起こったことから離脱クラブが相次ぎ、参加者がレアル・マドリー、バルセロナ、ユヴェントスのみとなったことから計画自体が瓦解していた。

しかしながら、その後「A22スポーツマネジメント」という会社が立ち上げられ、彼らを中心に新たな欧州スーパーリーグの開催が模索されてきた。

そして今回欧州司法裁判所の裁定で「欧州スーパーリーグ参加のクラブに罰則を与えたUEFAとFIFAの行為は違法である」と判断されたことにより、「A22スポーツマネジメント」は現在計画されている大会のフォーマットを発表した。

昇降格あり、「リーグステージ」とトーナメント形式の「ノックアウトステージ」に分かれる2ステージ制

ディヴィジョンは「スター」「ゴールド」「ブルー」の3つ

「スター」と「ゴールド」は、それぞれ16クラブが8チームずつの2グループに分かれてリーグ戦を行う

「ブルー」は32クラブが8チームずつ4つのグループに分かれてリーグ戦を行う

9月から4月までのリーグステージでは各クラブがホーム&アウェイで2回対戦し、最低14試合を行う

「スター」と「ゴールド」の各グループ上位4クラブと、「ブルー」の各グループ上位2クラブが「ノックアウトステージ」に進む

ノックアウトステージではホーム&アウェイの2試合で構成されたトーナメントが行われ、決勝戦のみ中立地での一発勝負となる

昇降格はシーズン終了後に行われ、「スター」各グループの最下位が降格、「ゴールド」各グループの最上位が昇格

「ブルー」の32クラブのうち下位の20クラブは大会から離脱し、各国内リーグの成績から20クラブが招待される

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かつて発表された欧州スーパーリーグでは昇降格なし、参加チームは固定されたクローズドなもの…ということで大きな批判を受けた。しかし今回のフォーマットは比較的従来の大会に近づいたものとなっている。

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