かつてガンバ大阪でもプレーした元ブラジル代表マルセリーニョ・カリオカ。52歳になった彼は今月、誘拐事件に巻き込まれた。
目の周りにアザを作った彼が、不倫相手の夫に誘拐されたと話す動画も拡散され、大きな話題になった。
そのマルセリーニョ・カリオカは、『FANTÁSTICO』で、36時間監禁された事件で味わった恐怖について涙ながらに語った。
そこで彼は、犯人たちから人妻と関係を持ったことで夫から監禁されたと言えと強要されたと述べた(実際には一緒にいたのは友人だとされている)。
「振り向くと、フード姿の男が(銃を)突きつけていた。必死だった私はこう言った。『頼む、やめてくれ。自分はマルセリーニョ・カリオカだ』と。
彼らは私を銃で殴り、金を要求した。口座に金がないわけがない。サッカー選手は金を持っている。
『ロシアンルーレットをやったことがあるか?』と言われた。(弾倉が)回転した。回転する音は聞こえるが、何も見えない。その後、彼らは銃をタオルの下に置いた。誰も互いに話さなかった。恐かったので喋れなかった」
その後、カリオカは警察によって救出された。
この事件では、29歳と37歳の男、18歳と30歳の女の計4人が逮捕されている。