マウリツィオ・サッリ監督が率いるラツィオで苦しむ鎌田大地。
スペイン人MFルイス・アルベルトの控えという立場に甘んじており、契約期間は1年となっているため、1月の動向が注目されている(延長オプションもあるが、行使しない可能性が高い)。
そうしたなか、『Il Messaggero』のアルベルト・アバーテ氏は、こんな話をしていたそう。
「鎌田はエンポリ戦でマッティア・ザッカーニの得点を喜ばなかったし、ザッカーニも自分のプレーに異議を唱えたチームメイト(鎌田ではない)に黙れと言った。
クラブは明言していないが、鎌田は退団したがっているし、彼らは彼を売ろうとしている。ただ、難しいだろう。
この日本人が退団した場合、サッリ監督の考えは明確だ。彼はボローニャMFルイス・ファーガソンを欲しがっている。ただ、ラツィオが3000万ユーロ(47億円)を支払うだろうか。
プライオリティはルイス・アルベルトの“分身”を見つけることにある。彼はフィジカルの問題に苦しんでおり、ベストな状態ではない。いずれにしろ、鎌田はアジアカップでいなくなる」
エンポリ戦で鎌田はザッカーニがパスを出さなかったことに対して苛立ちを露わにしていた。
ラツィオも鎌田も退団・売却に動いているというが、果たして。