2023年シーズンが終了したJリーグ。ここでは、サポーターたちを仰天させた今季の移籍劇を振り返ってみる。なお、フアン・マタのような国外からの加入は除いて、Jリーグ間の移籍に限定した。
加藤陸次樹
セレッソ大阪→サンフレッチェ広島
セレッソ大阪のエースFWに成長していた加藤陸次樹のシーズン途中での国内移籍には誰もが驚いた。
元々は広島ユース出身。トップ昇格できず、大卒後の復帰も叶わなかった。1シーズンJ3の金沢で活躍した後も広島からはオファーがなく、大阪の地でその雪辱に燃えていた。
だが広島への深い愛情は変わらなかったようだ。オファーを受けるとすぐに快諾し、終盤戦の巻き返しに大きく貢献している。
ちなみに、広島では背番号51を背負ったが、その理由は、小さい頃に野球をやっており、好きだったイチロー選手への憧れから。