クリスティアーノ・ロナウドら世界的スター選手たちを爆買いして、国内リーグに引き入れているサウジアラビア。
そうしたなか、サウジアラビアサッカー連盟は、2024-25シーズンからの選手登録数変更を発表した。
各チームの登録選手数は30から25人に減る一方、外国人枠は最大8人から10人に増える。ただし、10名中2名は、2003年以降生まれの若手選手に限定される。さらに、試合に登録できる外国人は最大8人まで。
ただ、現地では外国人枠が増えることへの懸念もあるようだ。
「この措置は国際的なリーグから主要選手を誘致することで、世界で最も注目されるリーグトップ10のリストに名を連ねたいというサウジの意向を踏まえて行われた。ただ、外貨で支払われる外国人選手の給与によってクラブにはさらなる負担がかかる。サウジ代表は、外国人選手増化という決定の影響を真っ先に受けた。試合リストに8人載るようになってから、地元選手の出場機会が減ったのだ。特にGKは外国人GKの採用によって大きな影響を受けた。外国人選手を獲得するためには莫大なコストがかかるが、その成功率や適応には不可実性が伴う。その証拠に、アル・イティハドのジョタや、アル・ヒラルのネイマールなどは合流直後に負傷している」と伝えるアラビアメディアもある。