ウインターブレイクに突入した主要リーグもあり、比較的静かな時を迎えている欧州サッカー界。
このタイミングを利用して、発表時にご紹介できなかった今季注目すべきユニフォームをお届けしよう。
ここでは、今季から日本のスポーツメーカーMizunoがサプライヤーを担当するドイツ2部ハンザ・ロストックが、環境保護団体とコラボレーションした美しき限定モデルを取り上げてみたい。
Hansa Rostock 2023-24 Mizuno Limited Edition
ハンザ・ロストック 2023-24 Mizuno 限定ユニフォーム
クラブ史上初のMizuno製ユニフォームで戦う23-24シーズン。既にサードモデルまで発表されていたが、2023年12月に地元ロストックの環境保護団体「Plant for Future」とコラボの限定モデルを発表していた。
色は完全に2色で統一。ホワイトとブルーが織り成すシンプルな美しさは、同時にバルト海に面する港湾都市ロストックの厳しい冬を想像させる。
前面にはバルト海と、沿岸のリゾート地ニーンハーゲンにある「幽霊の森」と呼ばれる古木に包まれた神秘的な森を描く。
「Plant for Future」は、主にロストックの街が属するメクレンブルク=フォアポンメルン州で森林保護を目的に活動している団体。クラブは22-23シーズンからこの団体をサポートしている。
このユニフォームは12月10日にホームで行われたブンデスリーガ2部第16節シャルケ戦で着用。試合は残念ながら0-2でロストックが敗れた。
なお、選手が着用したユニフォームは試合後にオークションに出品され、収益は「Plant for Future」に寄付されている。
どことなく透明感を覚える限定ユニフォーム。一般向けにはクラブの創設年と同じ1,965着限定で販売されたが、すぐに売り切れとなった。
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