1月1日に行われた日本代表対タイ代表の試合でベンチ入りしたものの、出場機会は与えられなかったDF板倉滉。
彼は昨年負った怪我からの回復途上にあり、手術を受けて以来所属クラブのボルシア・メンヘングラートバッハでも一度もプレーしていなかった。
そのためもあってから、タイ戦を終えてから板倉は一度ドイツへと戻り、ゴー・アヘッド・イーグルスとの練習試合に出場して「最終テスト」に臨んだ。
30分×4本のクウォーター制で行われた試合で、板倉は3本目から出場。当初はボランチとしてプレーし、最後はセンターバックに戻って順調な回復ぶりを見せていた。
そして『Bild』の報道によれば、この結果ボルシアMGと日本代表との合意に従ってアジアカップ2023への出場にゴーサインが出たとのこと。
『RP』によれば、ボルシアMGのディレクターを務めるローラント・ヴィルクス氏は以下のように話したとのこと。
「アジアカップでは板倉に多くの成功を祈りたいよ。彼はフィットネスのテストに合格した。したがって、我々は選手を派遣する義務を遵守することになった。
これはアジアカップであり、我々にとってのEUROのようなものだ。もちろん我々はそれを尊重しなければならない」
なお、アジアカップ2023は1月12日から開幕。日本代表は14日に初戦となるベトナム代表との試合に臨む予定となっている。