現在行われているアジアカップ2023。14日に日本代表と対戦して敗れたベトナム代表は、19日にインドネシア代表とのグループステージ第2節を戦う予定となっている。

日本代表との試合で活躍した選手の一人が、チェコ代表に招集された経験も持っている国外生まれのGKグエン・フィリップ。トルシエ監督の信頼も厚い彼はベトナム代表としてのデビュー戦で多くのピンチを救い、その実力を証明してみせた。

『tinthethao』によれば、グエン・フィリップは日本戦を終えてからのインタビューでフィリップ・トルシエ監督について以下のように話していたとのこと。

「トルシエ監督は、僕が所属していたスロヴァツコを率いているマルティン・スヴェディク監督を思い出させるよ。

練習場ではとても厳しい。そしていつも細かい指示を出してくれる。監督が満足するまで、3時間も連続でトレーニングしなければならないセッションもあったよ。

日本代表については…彼らの選手の市場価値や移籍金を見てみれば、他のすべてのチームの選手を合わせた額とほぼ同じだよ」

また『vnexpress』によればグエン・フィリップは前日の記者会見にも出席し、以下のように話していたとのことだ。

「試合前には、多くの人が日本が大勝すると思っていただろうが、前半は我々がとてもいいプレーをして、一時は2-1とリードできた。ただ。残念ながらそのアドバンテージを守れなかった。

しかし試合全体を通しての評価でいえば、チーム全体のパフォーマンスを非常に誇りに思っている。なぜならアジアや世界中の人々の前でベトナム代表が強さを証明できたからだ。

日本代表はヨーロッパのトップクラブでプレーしている選手がたくさんいるので、それは難しい試合だった。

インドネシアに関しても、僕はリスペクトを持っている。どの相手も同じだ。日本と同じくらいの強さがあるとも思っている。

この試合での目標は勝点3だ。この大会に残るためには少なくともそれが必要だということは、誰もが理解している。フェアプレーポイントも重要になるかもしれないので、ファウルは最小限に抑えたいね」

なお、ベトナムもインドネシアも初戦に敗れていることから、ここで負ければグループステージ突破はかなり厳しくなる。

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FIFAランキングではベトナムの97位に対してインドネシアは146位となっており、過去5年間は一度も負けていない。ただ、チームとしてはそれでも警戒を緩めることはないようだ。

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