この冬にはアジアカップとアフリカネーションズカップに多くの選手を送り込んでいたブライトン。日本代表には三笘薫が合流し、コートジボワール代表にはシモン・アディングラが招集された。

長い間ブライトンは彼らを欠いたまま戦わなければならなかったが、その間も大きく成績を落とすことなくなんとか乗り切ってきた。

そして先日は代表での戦いを終えた三笘薫やアディングラが復帰し、すぐさまプレミアリーグで彼らが存在感を見せている。

ブライトンのFWダニ―・ウェルベックは、『BBC』のラジオに対して以下のように話し、この二人の復帰はあまりにも大きいと語っていたそうだ。

「三笘薫とシモン・アディングラ、この二人が代表チームでの大会から戻ってきてくれたことが嬉しいよ。

彼らにはそれだけの能力があることは明らかだし、1対1の状況を迎えるととても危険な選手だよ。彼らを取り戻せたことは我々にとって大きなプラスだ」

また、アダム・ララーナは主力が不在だったときに戦術を調整していたロベルト・デ・ゼルビ監督の手腕を称賛したとのこと。

「デ・ゼルビ監督はこの6週間、サイドバックもウインガーもいない状況の中で我々をよくセットアップしてくれたと思うよ。

それが監督の戦術的賢さを示すところだね。例えば、12月のトッテナム戦。サイドバックやウインガーが使えない形でプレーして勝ったのは注目に値するよ。

選択肢があることは素晴らしいものだ。大会で上位に進出するためには、常に選手層が必要になるからね。それは僕の経験が教えてくれることだよ。より多くの選手が戻ってくるほど、より楽しくなるのさ」

日本代表、アジアカップで「ノーインパクト」に終わった5名

18日のシェフィールド・ユナイテッド戦では5-0と勝利を収めたブライトン。24日にはエヴァートン戦、そして28日にはFAカップのウォルヴァーハンプトン戦、さらに2日にはフラム戦とハードスケジュールが続く。

試合が立て続けに訪れるなか、今後さらに三笘薫やアディングラの復帰はチームに大きな後押しになってくるはずだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名