ガンバ大阪は4日、オランダ1部のアヤックスと3年間のフットボール戦略パートナーシップに関して合意したことを発表した。

今冬、5年ぶりに強化部長へ復帰した梶居勝志氏のもとで積極的な補強を行い注目を集めているG大阪。2年目のダニエル・ポヤトス監督に率いられたチームは、開幕2戦で勝点4を獲得しJ1首位タイにつけている。

そうしたなか、クラブは新たにオランダ屈指の名門であるアヤックスとフットボール戦略パートナーシップを締結。

提携内容は、トップチームの強化(欧州移籍マーケット情報の共有や選手、コーチングスタッフおよびチームスタッフの相互交流)、育成強化(アカデミー年代における選手・スタッフ留学、トーナメント相互招待、トレーニングメソッドの情報交換)、スカウトの連携(スカウト情報の相互共有)、ブランド・認知向上の相互取組みなど多岐にわたるという。以下は関係者のコメント。

ガンバ大阪 代表取締役社長 小野忠史氏

「この度アヤックスとのフットボール戦略パートナーシップを発表できることになり、非常に嬉しく思っています。この戦略パートナーシップは競技面(トップチーム、アカデミー)を中心に事業面まで含めた幅広い提携として、アヤックスとの選手・スタッフの相互交流や、フットボールのマーケット情報や選手育成メソッドの構築など戦略に関するデータや知見の共有を始めていきます。伝統あるクラブとの交流でグローバルな経験を積める機会を生み出すことができるようになるため、特に若手選手の成長を加速する素晴らしい取り組みになると期待しています」

アヤックス Director of Football Marijn Beuker氏

「このパートナーシップは、アヤックスの国際的なフットボールネットワークを拡大し、世界規模でトップレベルの才能を発掘、育成するという我々の決意を象徴するものです。日本においてトップクラブの一つであるガンバ大阪とネットワークを構築することができ、とても嬉しく思っています。ガンバ大阪と協力することで従来の選手育成の枠を越え、双方に実りあるパートナーシップとなることが私たちの共通の目的です」

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ガンバ大阪は今週末に予定されていた横浜F・マリノス戦がACLの影響で4月10日(水)へ延期。よって、次戦は16日(土)に行われるホームのジュビロ磐田戦となる。

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