今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。その後任候補として最有力の存在となっていると言われるのが、フェイエノールトを率いているアルネ・スロット氏だ。
2019-20シーズンにはAZアルクマールで菅原由勢を指揮したこともあるオランダ人監督で、2021年から率いたフェイエノールトではエールディビジ優勝、カップ戦優勝などの実績を残している。
今季はPSVアイントホーフェンに次ぐ2位となっているが、リヴァプールは彼のプレースタイルがクラブに合うとして招聘に動いているという。
45歳になるアルネ・スロット氏は、25日に行なわれたゴー・アヘッド・イーグルス戦の前に『ESPN』に対して以下のように話したとのこと。
「この件について私が言える唯一のことは、クラブがその交渉を行っているという点だけだ。そして、あなたはドレッシングルームに座って時間を過ごし、その結果を待つことになる。
明らかなのは、私がリヴァプールに行きたいと思っていることだ。今は両クラブが合意に達するかどうかを待っている。私はそれに絶対な自信を持っている。クラブは自分たちの仕事をしなければならない。そして私はそれを待っている。この出来事の主人公として、私はそれを尊重しなければならないのだ。
間違いなくこれは今後数日のうちに明らかになるだろう。私がリヴァプールに行きたいのはなんら秘密にすることではない」
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なお、アルネ・スロット監督とフェイエノールトの間では2026年夏まで契約が残っているが、1000万ユーロほどでそれを解除できるという。
リヴァプールのキャプテンを務めるオランダ人選手ファン・ダイクも「スロット監督はうちに適合できると思う」と話したそうで、交渉の行方が注目される。