イタリア1部カリアリ・カルチョとキットサプライヤーのEye Sportは28日、サルデーニャ島の歴史で重要な日となる祝日に合わせて限定ユニフォームを発表した。5月5日のリーグ戦で着用する。
Cagriali 2023-24 EYE Sport Special Edition
カリアリ 2023-24 Eye Sport スペシャル・エディション
カリアリのホームタウンが属するサルデーニャは、地中海で2番目に大きな島。“Sa Die de sa Sardigna”(サルデーニャの日)と名付けられたこのユニフォームは、この島の歴史に関するデザインを施している。
このユニフォームは1794年4月28日に起きた“革命”を祝うためのもので、その日に合わせて発表されている。
後にイタリア王国の王家となるサヴォイア家の支配下にあった当時のサルデーニャは、半ば植民地的な扱いを受けていた。そんな抑圧に島民の不満が爆発したのが1794年4月28日で、傲慢な副王(君主の代理人)や官僚に対して革命ともいえる反乱を起こし、島から追い出すことに成功した。
農民から貴族まで島民が立場を超えて反乱に参加し、サルデーニャの自由を勝ち取った日。その4月28日は「サルデーニャの日」として、島の祝日に定められている。
このデザインは、民衆が勝利した日の様子を描いたフレスコ画(絵画)「Entrata di Giovanni Maria Angioy a Sassari」に触発されたもの。絵画を直接的にデザインするのではなく、モザイク的なピクセルアートで表現している。
ただ、絵画がモチーフと言われなければ単なるモザイク。その絵画がどのようなものかを知っているか否かで、このデザインに対する感想も異なるかもしれない。
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「サルデーニャの日」を祝したこの特別ユニフォームは、5月5日にホームで行われるセリエA第35節レッチェ戦で、選手たちが着用する。
なお、一般販売については今のところ発表されてない。
現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。