デンマークのブレンビーで活躍を続ける鈴木唯人。
22歳のアタッカーには多くの列強クラブが視察に訪れているが、特にシュトゥットガルトは獲得を熱望しているとされている。
ブレンビーのフットボールディレクターであるカルステン・イェンセン氏は、『Viaplay』でそのことを聞かれるとこう答えていたそう。
「彼らが彼のことを知らなかったら驚きだね。ヨーロッパのほとんどのクラブが知っていることを願っているからね。
半年だけプレーするために彼を獲得したわけではない。結局のところ、鈴木は少なくとも数シーズンプレーして、我々が結果を生み出すのに貢献したいはず。
しかし、物事が急速に進むこともあるし、我々は市場全体をコントロールしているわけではない。おそらく誰かがそこに大金を投じることを決めるだろう。
私が言いたいのは、もし誰かが我々の態度を変えたいなら、それはデンマークリーグのアタッカーにどれだけの費用がかかるかを検討することだ。
1000万ユーロから2000万ユーロ(16.7億円~33.5億円)。どのリーグ、どのクラブかは問題だが、特別な選手を扱っているんだ。
(シュトゥットガルトが用意しているのは、1500~2000万ユーロとされているが)我々はそれを評価していない。シュトゥットガルトか、情報源に聞く必要がある。
選手は値札に振り回されないし、決めるのはマーケットだ。そして、我々はノーともイエスとも言える」
ブレンビーは来季も鈴木を保持したい考えだが、移籍金次第では…ということだろうか。
イェンセン氏は、鈴木がブレンビー史上最高額の移籍金で売却される可能性も否定しなかったとか。なお、ブレンビー史上最高額は、2006年にリヴァプールへ移籍したダニエル・アッガーの600万ポンド(11.7億円)ほどとされているので、鈴木が断トツ1位になりえる。