22日に行われたYBCルヴァンカップの3回戦。

同大会は、今年からJ1・J2・J3のJリーグ全60クラブが参加する形に変更。いくつもの“ジャイアントキリング”が発生しており、J1クラブが多数を占めた1stラウンド3回戦でも、2つのチームがJ1勢を破って勝ち残りを決めた。

1チーム目はJ2で現在2位につけるV・ファーレン長崎。浦和レッズをホームに迎え、70分にモヨマルコム強志の頭突きによる一発退場で10人になりながらも、78分のフアンマ・デルガドのゴールで1-0の勝利を収めた。

2チーム目はJ3で7位のカターレ富山で、こちらは昨季のJ1王者ヴィッセル神戸とホームで対戦。クラブ歴代5位の8,223人が詰めかけた一戦は1-1でPK戦までもつれ込み、全員成功させた富山が、J3唯一のプレーオフ進出を決めている。

次のプレーオフラウンドの対戦カードは以下の通り。

  • 北海道コンサドーレ札幌 vs カターレ富山
  • FC東京 vs サンフレッチェ広島
  • アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎
  • セレッソ大阪 vs FC町田ゼルビア
  • 柏レイソル vs 名古屋グランパス

プレーオフからはホーム&アウェイ方式での対戦となり、第1戦が6月5日(水)に左側のクラブのホームで、第2戦が6月9日(日)に右側のクラブのホームで開催される。

インターナショナルマッチウィークのためJ1はもともと試合がないが、長崎と富山は6月9日にそれぞれJ2とJ3の試合が組まれていたため、長崎のいわきFC戦、富山のいわてグルージャ盛岡戦がともに6月26日(水)に延期されることが本日発表された。

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プレーオフに勝利すれば、次は9月の準々決勝。なお、2023-24のACLで決勝ラウンドへ進出した3チーム、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府はこの準々決勝から加わることになる。

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