今季のドイツ2部リーグで3位になったフォルトゥナ・デュッセルドルフ。だが、入れ替え戦でボーフムに敗れ、1部昇格は果たせなかった。
地元紙『Express』は、今季のフォルトゥナ選手たちの通信簿を発表。田中碧についてはこう評していた。
「残念だが、彼の契約は残り1年なので売却候補筆頭だ。本人もトップリーグでのプレーを熱望している。
フォルトゥナと日本代表で注目を集め続けた。日本がドイツを4-1で撃破した試合でゴールを決め、ハンジ・フリック監督の解任に貢献。フォルトゥナでも中盤のペースメーカーとしてゴールを決めるなど活躍した。クラブのためにアジアカップに参加しなかったことも評価に値する。
シーズン前半戦もよかったが、後半戦は並外れていた。パフォーマンスが落ちたのは、ボーフムとの最終戦だけ。
ダニエル・ティウヌ監督が彼を早く交代したのがよかったのかは秘密のままだ(2戦合計スコア3-3にされた後の後半30分に交代)。2点(1点が最高点)」
今季の田中は全コンペティションで8ゴールを叩き出した。チームは昇格を逃したが、この夏のトップリーグ移籍は必至とみられている。
なお、アジアカップに招集されなかったのは、森保一代表監督が冬に移籍する可能性を考慮したためだった可能性もある。