今年で39歳になったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
自身6大会目となるEURO出場に向けて、調子を上げてきた。
11日に行われたアイルランドとの強化試合で2ゴールと大暴れ。フリーキックは惜しくもポストに嫌われたが、左足で強烈なシュートを叩き込むなどさすがの活躍を見せた。
全盛期ばりのシュート力!?
開幕前最後の試合に3-0で勝利したロナウドは、こう話していた。
「あのゴールが自分史上最高のゴールのひとつだったのかどうかはわからないよ。全ゴールを巻き戻さなきゃいけないけど、きっとそうだろう。
最も重要なことは、チームがよくやり、いいプレーをしたということ。誰がゴールを決めたかに関係なく勝つことが重要だった。チームはシンクロしているし、目的は勝って自信を得ることだった。
成功は批判があって初めて達成されるものだ。国民はポルトガルに多くを期待しているし、ミスは許されない。常に勝つことが望まれる。敗戦は常に悪いことだが、そこからいいことや学びが生まれる。そうでなければ、学べないし、いつも威張って歩いていることになる。地に足をつけて、EUROを夢見なければいけない。
もちろん、僕も同じように夢を見ているよ!代表でプレーすることは、愛であり、情熱であり、どんな試合でもそうだ。EUROは特別だし、僕にとって6回目で記録でもある。ポルトガルのためにプレーする以上のことはない。
このチームは夢を持たなければならない。そのための才能もあるし、懸命に努力してきた。才能があるだけでは、努力をしなければどうにもならないからね」
そのロナウドはこの試合で電動車椅子の少女とともにピッチに入場。国家斉唱の際には彼女の手を握りしめていた。
ポルトガルメディア『JN』が「ロナウドと車椅子の少女の瞬間がファンを感動させる」などと伝えるなどその様子は話題になっている。
ロナウド擁するポルトガルは、グループステージでチェコ、トルコ、ジョージアと対戦する。