ポルトガル代表は18日に行われたチェコとのEURO初戦に2-1で勝利した。
先発出場した39歳のクリスティアーノ・ロナウドは、史上初となる6大会目の出場を達成している。
そのロナウドのこんなシーンが話題になっている。
これは試合開始を告げるキックオフのシーン。ポルトガルボールでキックオフされる前にロナウドは相手陣に走り込んでいたのだ。
ルールでは「キックオフを行う競技者を除いて、すべての競技者は、競技のフィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない」と定められており、これは完全な反則。
ポルトガル紙『A Bola』は、「クリスティアーノ、あれは何だったんだ? ロナウドは急いでいた!ポルトガルキャプテンの異例の行動。チェコ戦のキックオフはかなり注目された。ロナウドは不正スタート(フライング)で全力で攻撃に出て行ったのだ。急ぎ足で駆け出し、審判が笛を吹く前にすでに敵陣に数メートルも入っていた」と伝えていた。
イタリア人主審もロナウドがキックオフ前に相手陣に入っていたことに気付いていたが、そのままプレーを続行させ、ポルトガルのチャンスにはならなかったことで試合はこのまま開始となった。