EURO2024のクロアチア対アルバニアは、2-2の結果で終了。後半アディショナルタイムにアルバニアが同点ゴールを決め、劇的なドロー決着となった。
その中で大きな話題になったのが、アルバニア代表のFWジャシル・アサニが履いていたスパイクのデザインだ。
あまりにもスーパーマリオ!これは「Puma Ultra Ultimate」をベースに制作されたもので、アサニのためにカスタムされた世界唯一のスパイクである。
これを作ったのは「Swithadot StudioS」という会社で、サチャ・グラブロスキというデザイナーがクリエイティブディレクターを務めている。
グラブロスキは少年時代からバスケットボールのシューズに落書きをしており、それをきっかけにカスタムシューズ制作のビジネスをスタートさせたとのこと。
「Swithadot」が行っている「OneOfAKind」というプロジェクトは、選手と直接コミュニケーションをとって個人的なアイデアを重視し、そのプレーヤー独自のスパイクを作るというもの。
このアサニのスパイクも含めて権利上複製は不可能なものとなっており、一つしかこの世の中に存在しないスペシャルな製品になっているそうだ。
スパイクの作成には最大で80時間に及ぶ手作業でのカスタマイズが含まれており、複雑なデザインの場合は総制作時間が200時間を超えることもあるとか。
これまで「Swithadot」のスパイクはクリスティアーノ・ロナウド、アーリング・ハーランド、ヴィニシウス・ジュニオール、ロベルト・レヴァンドフスキ、セルヒオ・ラモス、マルセロ・ブロゾヴィッチ、アレクサンドル・ラカゼットらが使用してきた。
特にラカゼットが2021年に作った「ミニオンズ」のスパイクは可愛いと世界中で評判になり、カスタムスパイクの知名度を大きく上げている。
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「Swithadot」は一般からのカスタムシューズ制作依頼も請け負っており、サッカーのスパイクにとどまらずバスケットボールシューズやスニーカーも展開している。
オーダーメイドであるため価格はそれぞれ異なったものになるため、制作を希望する方は「Swithadot」の公式サイトで問い合わせを。