先日行なわれたEURO2024のイングランド代表対セルビア代表の試合で、DFキーラン・トリッピアが飲んでいた謎の飲み物。

ファンからは「ドーピングじゃないの?」という指摘を受けていたが、これは実は「ピクルスジュース」と「フューエルボム」と呼ばれるものだった。

「ピクルスジュース」はアスリートの中でこの数年間流行していたもので、中身はいわゆるピクルスの漬け汁だそう。

同じ量の水を飲むよりも筋肉の痙攣防止に効果があると言われ、ピクルスの漬け汁をカップ3分の1摂取するだけでいいという。酢とナトリウム、カリウムを摂ることによって体内の電解質レベルが正常値に近づくとか。

さらにピクルスの漬け汁には抗酸化物質であるビタミンCやビタミンEが大量に含まれていることから免疫システムの機能性をも高めるという。

また酢の効能によって血糖値のコントロールができることもあり、様々な効果が得られると考えられているとか。

イングランド代表ではこのピクルスジュースにプラスして「フューエルボム」と呼ばれる高炭水化物ドリンクを摂取することで選手のコンディショニングを行っているという。

ただ『Daily Mail』が伝えたところによれば、若きコビー・メイヌーは以下のように答えていたとのこと。

「ピクルスジュースは試したことがないよ。痙攣の緩和に効くとは知らなかった。でも僕は飲まない!」

またカイル・ウォーカーはデンマーク戦前日の記者会見で以下のように話していたそうだ。

「かなり前からあったと思う。トリップス(キーラン・トリッピア)が色々なことを公開したから注目されたんだ。

僕は個人的には使っていないよ。水分補給をきっちりやっているからね。監督と同じように(笑)。僕は痙攣などの症状が出なかったから幸運だったね」

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なお、イングランド代表は20日にデンマーク代表とのグループステージ第2節を戦う予定となっている。

そこでも「ピクルスジュース」と「フューエルボム」によるブーストが誰かにもたらされるのだろうか。トリッピアらの行動に注目だ。

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