ドイツ1部・ボルシアMGのFW福田師王が、25日に行われたフォルトゥナ・シッタート(オランダ1部)とのプレシーズンマッチで全得点に絡む活躍を見せた。

現在20歳の福田は、2023年1月に神村学園からJリーグを経ずにボルシアMGのU-19チームへと加入。今年1月にトップ昇格し、ブンデスリーガでのデビューも果たした。

トップチームでの初得点はまだ生まれていないが、新シーズンはかなり期待できるかもしれない。フォルトゥナ・シッタート戦では後半からの途中出場にもかかわらず、3得点全てに絡んだ。

先制点は投入から4分後の49分だった。エリア内で敵をうまくブロックしながらパスを受け、味方との連携から左足のシュートを決める(動画2:22~)。

福田は54分にもドリブル突破を試み、その流れから味方がPKを獲得して追加点(動画3:26~)。79分には驚異的なボールキープからここでも味方のPK奪取を誘発し、チーム3点目の得点となった(動画4:23~)。

ただ絡んだだけではなく、どれも体の強さを生かしたプレーというのが頼もしい。福田の1ゴールを含む全得点に絡む活躍により、ボルシアMGはフォルトゥナのホームで3-1と勝利した。

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現在開催されているパリ五輪には、2004年生まれの“最年少世代”ということもありメンバーには選ばれなかった福田。ただこのまま活躍を続ければA代表入りも近そうだ。

ボルシアMGは8月17日にDFBポカール(国内カップ)を戦った後、同23日に王者レヴァークーゼンと新シーズンのブンデスリーガ初戦を迎える。

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