2日に行われたパリ五輪の柔道女子78キロ級。日本の素根輝選手が連覇を目指した階級で金メダルを獲得したのは、ブラジルのベアトリス・ソウザだった(素根選手は負傷で敗者復活戦を棄権)。
ブラジルにとっては今大会初の金メダル獲得になるだけに、ブラジルサッカー界のネイマールやヴィニシウス・ジュニオールも彼女を祝福している。
ネイマールは「ブラジルの初金メダル。おめでとう、ベアトリス」と拍手の絵文字付きで讃えていた。
『Globo』によれば、26歳のベアトリスは、競技に集中するために、あえて家族の渡仏を断ったそう。
五輪の1カ月前には祖母を亡くしていたそうで、優勝後には「おばちゃんのためだった」と涙ながらに話していたとのこと。
なお、ブラジルオリンピック委員会は、賞金額を東京大会と比べて40%増やしており、金メダリストには35万レアル(900万円)の報奨金が支払われるとのこと。