ポルトガルのスポーツ紙『O JOGO』は21日、元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアがJ1サンフレッチェ広島に加入すると伝えた。
同紙によると、今月19日にスペイン1部セルタを退団して未所属となっているパシエンシアは1年半契約で広島に加入するという。
Jリーグの第2登録ウインドーは8月21日と締め切りを過ぎているが、無所属選手は来月6日までが締め切りであるため、パシエンシアの加入は支障がない状況だ。
これまでドイツ・ブンデスリーガ(1部)で通算86試合17得点8アシストと実績豊富であり、フランクフルト、シャルケ、ボーフムでストライカーを務めてきた。2017年11月にアメリカとの親善試合で代表デビューを飾り、通算2試合1ゴールを記録した。
昨季はボーフムに期限付き移籍で加入し、リーグ戦19試合3得点1アシスト(プレーオフ2試合は無得点)とチームの1部残留に貢献した。
184センチの身長を生かしたポストプレー、オフザボールの動きを生かしたラインブレイク、打点の高さを生かした空中戦の強さなどを持ち合わせた万能型ストライカーだ。
ドイツ時代にフランクフルトで元日本代表の長谷部誠さん、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)とプレーし、昨季はボーフムでFW浅野拓磨(マジョルカ)と共闘したため、日本人選手とのプレーも経験済みだ。
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広島は現在勝点49で2位と首位FC町田ゼルビアと勝点差4と好位置につけており、AFCチャンピオンズリーグ2も控えている。ドイツ、スペインのトップディヴィジョンでプレーした実績豊富なストライカーを加えて、9季ぶりのJ1制覇と初のアジア制覇を目指す。
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