今年で39歳になったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
EURO2024で失意の敗退に終わった後、盟友だった41歳ペペは現役を引退し、ロナウドも去就が注目されていた。だが、ロナウドは今月の代表戦に向けた招集メンバーに名を連ねており、今後も代表でのプレーを続けていく。
『A Bola』によれば、ロナウドは代表スタメンの地位を譲るつもりはなく、そのために全力を尽くすと宣言したという。
「(代表で控えになる準備ができているかは)あなた方が考えることだ。僕はキャリアが終わるまで自分がスタメンだとずっと思っている。
自分は常に監督の決断だけでなく、所属してきたクラブの決断も尊重してきた。1~2回ほどひどい態度をされたこともある(笑)でも、真面目な話、職業倫理がある時はいつでも監督の決断を尊重する。
職業倫理に反することがあれば、常に論争が起こりうるが、それは別の問題だ。今のところ、僕が感じているのは、監督も言っているように、まだ代表チームの戦力であるということ。もし、そうならなかったら、戦力でなくなったら、真っ先に辞める。
しかし、もし去るのであれば、いつものように、良心の呵責を感じながら去ることになるだろう。なぜなら、自分が何であるか、何ができるか、何をしているか、そしてこれからも何をし続けるかが分かっているからね。
自分は現在をとてもポジティブに捉えている。最も重要なことは、それぞれの瞬間、それぞれのサイクルに向き合うことだからだ。そして、そのサイクルはいいものだし、幸せを感じている」
まだまだ代表の戦力になれると感じているようだ。
同紙では「39歳にして代表のキャプテンとしてアンタッチャブルな地位にあるロナウドは、先発の座を決して手放さず、その座を守るために全力を尽くすことを誓った」とも伝えている。