スペインメディア『OKDIARIO』は18日、スペイン1部レアル・マドリーがフランス代表FWキリアン・エムバぺの今夏加入により、クラブに在籍する二人のスター選手の年俸を見直したと発表した。
報じられた内容によると、今夏にフリーエージェントとして銀河系軍団に加入したエムバぺは、年間1500万ユーロ(およそ24億円)の年俸でクラブ最高額の稼ぎ頭となった。
これに伴いクラブの首脳陣は、イングランド代表MFジュード・ベリンガムとブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの昇給も決断。3人に同額の1500万ユーロを与えることで、スター選手間の摩擦を防ぐことに成功したようだ。
エムバぺの加入は、レアル・マドリーの給与構造に大きな影響を与えていた。
25歳の高額年俸者が加入することで、同クラブのスター選手であるベリンガムとヴィニシウスが不満を持つと考えたクラブ首脳陣は、3選手の給与を均一化すると決定。
なお、ベリンガムは昨シーズン、加入1年目ながら23ゴール13アシストを記録したが、今季は筋肉の負傷で難しいスタートを切っている。
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エムバぺ加入による給与調整は、選手間のバランスを保つための措置であり、クラブの未来に向けた戦略だと白い巨人は考えている。
この決断により、チーム全体の士気が高まり、ラ・リーガ制覇に向けて強力なアタッカー陣の連係が深まることが期待される。