クリスタル・パレスは21日に行われたプレミアリーグ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦を0-0で引き分けた。
この試合でユナイテッドのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが日本代表MF鎌田大地に対して見せたタックルが物議を醸している。
2人がボールを争った場面でマルティネスは両足の裏を見せながらボールに勢いよく飛び込んだのだ。鎌田も勢いをつけて足を出したが、幸いにもマルティネスの足裏が接触したのはボールだった。
ひとつ間違えは大ケガになる危険なプレーだっただけに、パレスのオリヴァー・グラスナ―監督は、「本当にひどいタックルだった。幸いにも触れたのは脛ではなくボールだった。彼は足を骨折していたかもしれない」と憤慨していた。
主審はマルティネスのプレーにイエローカードを提示したが、退場にすべきだったという声もある。この件についてプレミアリーグ公式は、このような声明を出した。
「審判は、マルティネスの鎌田に対するチャレンジにイエローカードを提示した。VARはレッドカードの可能性をチェック。無謀なチャレンジだったが、鎌田への接触はなかったとして、レッドカードではないという主審の判定を確かめた」
鎌田への接触が確認できなかったために、退場にはしなかったとのこと。