2026年W杯に向けたアジア最終予選で2連勝を飾った日本代表。
10月にはサウジアラビア、オーストラリアと対戦する。そうしたなか、オーストラリア代表は、20歳のアレッサンドロ・チルカティが、パルマでの練習中に左ひざの前十字靭帯を断裂したと伝えた。
所属クラブであるパルマもその旨を発表している。GK鈴木彩艶と同じパルマに所属するチルカティは昨年10月に代表デビューした逸材で、最終予選には2試合連続フル出場していた。
『AAP』は、オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督にとって痛手となったと伝えている。
「パルマのセリエBからセリエAへの昇格に欠かせなかった高評価のCBチルカティは、イタリアのトップリーグに見事に馴染んでいた。
バーレーン戦とインドネシア戦ではグラハム・アーノルド前監督によって右サイドバックで起用されたが、オーストラリア代表で長期的なCBとして期待されている。
今回の負傷によって、1年間の成長期間とプレー時間を奪われる可能性があり、元トップCBであるポポヴィッチ監督は、就任早々彼を起用できないことになる。
短期的には10月10日にアデレードで行なわれる中国戦と、その5日後に埼玉で行なわれるグループC首位の日本との大一番が控えている」
復帰まで1年ほどを要する可能性もあるようだ。