先月29日に最新メンバーを発表した日本代表。

今回の発表では高井幸大(川崎フロンターレ)、望月ヘンリー海輝(町田ゼルビア)の2選手が初招集されたが、一方で復帰や初招集が期待された選手は呼ばれなかった。

ここでは、招集を期待されながら呼ばれなかった選手をその事情と一緒にみてみよう。

古橋亨梧(セルティック)

日本代表:21試合5得点

最新メンバーから今回も漏れた古橋亨梧。その後行われたレンジャーズとのオールドファームでゴールを決めるあたりはさすがだ。

今やセルティックのレジェンドとしてその名を轟かせているが、日本代表では2022年ワールドカップを逃し、昨年一時的に代表復帰したものの今年のアジアカップからも選外となっている。

小柄でターゲットマンになるタイプではないこと、裏抜けという圧倒的な武器が日本代表でそれほど求められていないことなどが理由として考えられるが、このまま終わるにはあまりにも惜しい。

鈴木唯人(ブレンビー)

日本代表:1試合0得点

昨季デンマークで大ブレイクし、6月の代表シリーズで日本代表デビューした鈴木唯人。

ヨーロッパでも人気銘柄となる中、「10番」として期待されたパリ五輪を所属チームの要請で欠場。この夏での栄転移籍が期待されたが、金額面で折り合わなかったとして残留となった。

迎えた今季は開幕から不調でやや評価を落としており、代表からも外れる結果となった。

大橋祐紀(ブラックバーン)

日本代表経験なし

夏までにサンフレッチェ広島で11得点をあげ、イングランド2部のブラックバーンへ移籍した大橋。

デビュー戦でのゴールを含む加入3試合連続得点を決め、すでにファンの心を掴んでいる。その活躍もあり28歳での日本代表入りも期待されたが、初招集とはならなかった。

泥臭いプレーが得意でヘディングも強い。岡崎慎司のような働きを期待できそうなのだが。