日本人選手たちもプレーするポルトガル1部リーグ。

5日のモレイレンセ対サンタ・クララ戦で感動的なシーンがあった。

49歳のヌーノ・アウメイダ主審は、この試合を最後に審判業を引退。試合後に両チームの選手たちが作った花道で送り出されると思わず感涙していた。

ホイッスルとカードはスタンドの少年ファンにあげたようだ。そして、サポーターとは拍手を送り合う…。

最後には、同僚たちから手荒な祝福!

『A Bola』によれば、アウメイダさんは30年ほど審判を務めたそうで、そのうち22年は1部リーグを担当したとか。

「言葉がありません。こんなふうに終わるなんて、考えてもいませんでした。

ファン、花道、クラブ、選手、ジャーナリスト…これは人々が心の底では審判の人間的な側面を理解し、ミスを許し、美徳を称賛する方法を知っていることを示すものです。

今日起こったことは、これからの人生で感謝することになるでしょう。彼らにはただ感謝の気持ちを述べなければなりません」

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また、「審判という崇高な目的を尊ぶ喜びに満ちた31年間でした。これは私が18歳のときから掲げてきたものです。後悔などありませんし、またやりたいです。私は幸せでしたし、今も幸せです」とも話していたそう。

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