日本代表は、10日にサウジアラビアと15日にオーストラリアとのW杯アジア最終予選を戦う。
ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジは、ここまで1勝1分。初戦は格下インドネシアに1-1で引き分け、中国との第2節は退場者を出しながらも2-1でなんとか辛勝した。
そうしたなか、サウジの伝説的GKであるモハメド・アル=デアイエ氏が、またマンチーニ監督を批判したようだ。アル=デアイエ氏は、サウジ代表史上最多出場記録を持つ超レジェンド(173試合と178試合説あり)。彼は『Al-Maydan Al-Riyadi』で、こんな話をしていたという。
「サウジは、インドネシアと中国戦で望んだレベルに達していなかった。
特に中国は日本に7点差で敗れたのに、サウジはアディショナルタイムで勝利した。インドネシア戦もだ。
この間、代表チームは衰退した。成長するチームがあるのに、なぜ衰退するのか。
我々は野心的な監督を求めているし、代表が今後の試合で成功することを祈っている。マンチーニに対する批判は、代表への愛情と、現在の期間中にすべての分野で進歩し、成功を続けたいという願望から来ている」
日本が7-0で撃破した中国に苦しんだことを指摘していたようだ。
なお、2023年夏にサウジ代表監督に就任したマンチーニの年俸は2700万ドル(38億円)とされている。