リヴァプールで2年目を迎えた日本代表MF遠藤航。
代表キャプテンでもある実力者だが、アルネ・スロット新監督のもとで出場機会が激減している。そのため、1月の移籍市場で退団する可能性も示唆されている。
そうしたなか、『Liverpool Echo』などは、「遠藤がリヴァプールでの移籍について宣言」という話題を伝えていた。これは遠藤が『Synchronous』でこのような発言をしていていたのを受けてのもの。
「監督も新しくなっているわけなので、色んなメンバーを試したいとか、今の時点でスタメンかスタメンじゃないを判断すること自体がナンセンスで。
そもそも俺の考え方としては、ここでは結構話しているけど、リヴァプールみたいなチームは、スタメンじゃないみたいな世界じゃないというか。みんなターンオーバーとかしていきながら、全員の力が必要で、タイトルを全部とろうと思ったら。
そういう話なので、そういう移籍話は俺も全然わからないですけど…基本的には出ていくつもりはないし、単純に新シーズンに向けて新しい監督のもとでコンディションを上げていっているだけです(笑)」
この発言を受けて、Xのフォロワー数100万人超の『This Is Anfield』も、「遠藤はリヴァプールに残るつもりと宣言」などと伝えていた。
ただ、遠藤がこの発言をしていたのは、8月時点。それを『Synchronous』が「過去回」として10月10日にXに投稿していたのだが、英紙はそこを考慮していないようだ。
遠藤はプレシーズン後も控えという立場は変わらず、今季は4試合で計85分ほどしか起用されていない。上記発言から状況が変わっていてもおかしくないはずだが、果たして。